- 2022.08.02
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【ピアノと暮らし】ペダルの役割とは❓
お客様からご質問をいただくことも多い、ペダルについての話です☺
年代や機種によって本数や機能に違いがありますが、今回は一般的なものをご紹介いたします🎹
①ダンパーペダル(右側のペダル)
音を長く持続させる効果があり、サスティーンペダルとも呼ばれています。
ペダルを踏むと、弦を止音させているダンパーというパーツが弦から離れた状態になります。
これによって鍵盤から指を離しても、ハンマーで叩かれた弦の音が伸び続けます🎵
②シフトペダル(左側のペダル)
こちらは音の響きを小さくする効果があります。響きを弱めるのでソフトペダルとも呼ばれます。
グランドピアノとアップライトピアノでは中の機構が異なるので、踏んだ時のパーツの動きが違います。
グランドピアノは、ペダルを踏むとハンマーアクションがぐっと右に動き
ハンマーが叩いている弦の本数を3本→2本(低音は2本→1本)にして響きを小さくしています。
(実際にご覧いただくとより分かりやすいです!)
アップライトピアノは、ペダルを踏むとハンマーと弦の距離が近づき、ハンマーの勢いを小さくさせて
音の響きが弱まるという仕組みです。
③ソステヌートペダル(真ん中のペダル)※グランドピアノの機能ですが一部アップライトピアノにも採用
ダンパーペダルと似た効果で、ダンパーペダルは踏むと全ての音が伸びますが
ソステヌートペダルは鍵盤を押した後にペダルを踏み続けることで、その“特定の音だけ”を伸ばす(保持する)ことができます。
④マフラーペダル(真ん中のペダル)※アップライトピアノのみ
ペダルを踏むと、ハンマーと弦の間にフェルトが入り込みます。
この状態で弾くと音量が抑えられるので、周囲への音が気になってしまう時にぴったりです♪
ペダルがどのように作用するのか、以下のブログにて詳しい写真を掲載しています♪
ピアノ百貨名古屋店 Blog♪ 【ペダルの役割とは❓】
どのペダルも実際にご覧になられたり、体感していただくと効果がより実感できるかと思いますので
店頭でご試弾いただく際やお持ちのピアノなどで是非試してみてください😊